「アルコールチェッカーが必要になったけど、どれを選べばいいの?」
「アルコール検知の精度が高いものが欲しい」
「性能が良くてコスパも良い商品はどれ?」
アルコールチェッカーが必要になったものの、普段から使うものではないので、どんな基準で何を選べばいいのかわからない・・・
この記事を見ることで、大きな失敗無くアルコールチェッカーを選ぶことができますので、ぜひ参考にしてください。
アルコールチェッカーの選び方
まずはアルコールチェッカーのほとんどは
・半導体式ガスセンサー
・電気化学式(燃料電池式)ガスセンサー
このどちらかに分類されます。
アルコール検知器協議会にも、この違いについて以下のような記載がありました。

さらに、それぞれの違いを詳細に解説しますので、特徴を知った上で商品を選定しましょう。
半導体式ガスセンサーのアルコールチェッカーの特徴
市販されている携帯型のアルコールチェッカーの多くは、半導体式ガスセンサーのものです。
センサー表面に触れる酸素量によって電気抵抗値を変動させます。
この電気抵抗値が低い場合、アルコール濃度が高いと判定します。
メリットは
・価格が安い
・機械が小さい
・短い秒数で測定可能
という点にあります。
逆にデメリットは
・電気化学式より測定精度が低い
・アルコール以外の強いにおいに反応
・センサー使用回数の短さ
になります。
電気化学式(燃料電池式)ガスセンサーのアルコールチェッカーの特徴
電気化学式のアルコールチェッカーは、呼気中のアルコールガスを燃料として電気を発生させることでアルコール濃度を検知する機械です。
電気の発生量が多い場合、アルコール濃度が高いと判定されます。
メリットは
・半導体式より測定精度が高い
・アルコールのみに反応する
・センサー使用回数が長い
という点にあります。
デメリットとしては
・価格が高い
・センサー交換費用が高い
・測定秒数が長め
という点があげられます。
携帯型か据え置き型か
アルコールチェッカーには大まかに用途に応じて
・携帯型
・据え置き型
に分かれます。
具体的にイメージしやすい様、実際の商品を簡単に紹介します。
携帯型はこちらのようなコンパクトなタイプです
半導体式ガスセンサーの商品が多く、手軽にどこでも検知可能なので、直行直帰が多い会社や、駐在の部署などでおすすめとなります。
据え置き型はこちら
検知記録をプリントアウトできる商品も有り、運送業でよく採用されています。
高価ですが電気化学式の高精度の検知が可能なものが多い為、ドライバーを多数抱える会社が主に採用しています。
おすすめアルコールチェッカーランキングTOP5
結論ですが、厳選したおすすめのアルコールチェッカーの1位〜5位は以下の商品です。
1位:タニタアルコールチェッカーネイビー EA-100NV
2位:スマートライフ研究所アルコールチェッカー
3位:アルコール検知器ソシアックSC-103
4位:chenxinkaiアルコールチェッカー
5位:ACCGUYSアルコールチェッカー
以上の商品は、私の使用経験および、Amazonや楽天の人気ランキングから選びました。
価格・検知精度・センサー使用回数など比較してお伝えします。
1位:タニタアルコールチェッカーEA-100
体重計などでおなじみの、タニタブランド商品です。
おそらく国内でもっとも人気のアルコールチェッカーで、アルコール検知精度も良くデザインもスマートでカッコ良いです。
耐用年数は1年、使用回数は1,000回が上限です。
デメリットは、センサーの交換ができず使い切りとなってしまうので、その際はまた買い替えが必要となる点です。
シンプルに精度が良く、価格もそこそこで、評判も良く、半導体ガス式の携帯アルコールチェッカーであればこの商品を選べば間違い無いです。

2位:アルコール検知器ソシアックSC-103
国内アルコールチェッカー大手の中央自動車工業、ソシアックブランドです。
私も長年職場で使用していた経験があり、精度の高さは良く知っています。
ソシアックの携帯型アルコールチェッカーは、使用限度回数が多い為、運送会社で1台を使いまわしているのをよく見かけます。
国内製造品で、5,000回使用するとセンサー交換マークが点滅します。
センサーの交換はメーカーが請け負ってくれますが、有償交換(12,000円以上)となるのがデメリットです。
正直、センサーを交換するくらいなら買い替えをしたほうが良いです。
3位:Portable alcohol tester(ACCGUYS)

Amazonで5,000を超えるレビューと星5に近い高評価を得ている商品です。
コスパに優れており、USB充電もできて非常に便利です。
センサーの寿命は10万回と販売元から回答がありましたが、携帯タイプのアルコールチェッカーのセンサーは、1,000回〜3,000回くらいで何か異常が出るパターンが多いので、あまり過剰に期待しすぎないほうが良いです。
安価なので、基本は壊れたらすぐ買い替えで良いでしょう。
デメリットは国内メーカー品ではない為、メーカー問い合わせができないことです。
何かあった際は販売元へ問い合わせる必要があります。
4位:High-precision alcohol tester(Chenxinkai)

今回ご紹介する中で、最も安価なアルコールチェッカーです。
アマゾンでは、3点買うと300円OFF、4点買うと400円OFFなどまとめ買い特典もあり、コスパが良いとかなりの人気です。
会社で1人1個の携帯を考えており、初期導入コストを極限まで抑えたいのであれば、買いの商品です。
アルコール検知精度も十分で、USB充電式です。
デメリットは、使用回数制限が明言されていないこと、国内メーカー品ではない為問い合わせができないことです。
使い切りタイプになりますので、何かトラブルがあった際は、販売元に問い合わせるか、買い換えにて対応する必要があります。
5位:アルコールチェッカー(スマートライフ研究所)

こちらは血中アルコール濃度を測るタイプの商品で、他の半導体ガス式よりも、とても高精度なアルコール検知が可能です。
いわゆる燃料電池式のアルコールチェッカーですね。
サイズはジッポのライターくらいで、5秒息を吹きかけることで測定します。
マウスピースを付け替えて吹きかけるタイプですが、基本1人1個持ちが推奨されています。
スマホと連動して検知の記録もできる、アマゾンでも人気の商品です。
センサーは1年もしくは1,000回の使用でメンテナンスが必要となり、交換費用は税込でおよそ3,000円程です。
デメリットは燃料電池式の為、高価となってしまう点にありますが、アマゾンだと2個目から650円OFFなどまとめ買い割引もありました。
まとめ
人気のおすすめアルコールチェッカーランキングは
1位:タニタアルコールチェッカーネイビー EA-100NV
2位:スマートライフ研究所アルコールチェッカー
3位:アルコール検知器ソシアックSC-103
4位:chenxinkaiアルコールチェッカー
5位:ACCGUYSアルコールチェッカー
です。
何を選べば良いか迷う方は、タニタアルコールチェッカーEA-100を選びましょう。
コスパ・精度・信頼性において、最もバランスの取れた商品なので、大きな失敗なく正しい運用が開始できます。
ワッキーです